2008年06月07日

トラックバックはなぜ流行らなかったのか

『極東ブログ』さんのところで「もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。」という記事が出てから、ブログ界隈でいわゆる「ブログ論」みたいなものが、盛んにアップされてます。

ま、事の発端は、ブログのコメント欄に悪意のある書き込みがあり、それを見て自殺したという少女のお話でして、コメント承認の是非とか、そのあたりについて書いている人が多いですね。

興味のある方は『極東ブログ』さんはじめ、いろいろまとめなどご覧いただければ。

んで、僕も遅ればせながら気になったことを書こうと思うのですが、それはトラックバックについて。極東さんのエントリでも「トラックバックは承認制にしなさい、ほとんどはゴミだから。」という意見があるんですが、なんとなく同意なんですよね。僕も。

んで振り返って考えてみると、僕も、04年頃には、ブログの本などにトラックバックの革新性とか、それがもたらす未来像なんてのを書いてました。でも、ほとんどと言っていいほど、その力を発揮することなく、誰も見向きもしなくなったのが、トラックバックですね。ほんとに。

その要因は、いくつかあるかと。

まず、ブログを書く人というのが、思ったほど、他人のブログを読まなかったってのがありますね。要するにトラックバックって、他人のブログを読まない人にとっては、何の意味もない。自分のブログがあり、かついろんな人のブログを読む人。これがあまりいなかった。

あと、スパム。今でこそ、言及リンクなどがないトラバを受け付けない構造が主流ですけど、黎明期はそんなのなくて、スパムがすごかった。その鬱陶しさゆえ、みんなトラバが面倒になった。

ま、それでもトラバが有効ならみんな活用したんでしょうけどね。そんな必要も感じなくなった。

この要因のひとつに、ブログをやっていくと、読むブログもわりと限定されてくる。すると、そこにはなんとなくコミュニティができてくる。コメントやメールのやりとりでね。すると、わざわざトラバを利用する必要性を感じなくなる。

また、トラバを送らなくても、どうせみんなわかるだろうって考え方も最近多いと思う。自分のブログを管理していると、突然アクセスが増えたりすると、そのリンク先を自分の管理ページで見ることができる。また、自分のブログの名前をたまに検索する人もいる。そうなると、わざわざトラバを送らなくてもわかってくれるしなーという感覚にもなる。これもトラバをやらない人が増えた要因のような。

ま、つらつら書いたので、まだ他にも要因はたくさんあるでしょうけど、本当にトラバは本来の力のほとんど発揮することなく、終わった感がしてます。僕。

ま、それを嘆いているわけでもないんですけどね。なくてもなんとなくブログ界は回っているからなー。

つーわけで、また、最近ブログについて思うことでも書いてみようかと思ってまふ。ほい。

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