2008年01月21日
嫌儲
ちょっと興味深い内容の記事があったのでご紹介。
ネット発キーワード「嫌儲」〜ユーザーコンテンツに広告を付けると嫌われる
こんな記事なんですが、ネットの世界で今、旬のキーワードらしい「嫌儲」について書いておられる。
「嫌儲」という言葉は、2008年版「現代用語の基礎知識」(自由国民社)にも登録された旬のキーワードのひとつだ。「嫌儲」の読み方は、一般的には「けんちょ」だが「けんもう」「いやもう」などとも読まれる。意味は字面から連想しやすい。「金儲(もう)けを嫌う」ということ。ただしこれは自分の金もうけを嫌うのではなく、他人が楽をしてもうけるのを見るのが気に入らないという意味合いがある。実際、ネットの世界では、アフィリエイト広告でもうけているブログは嫌われる傾向がある。
これで「けんちょ」と呼ぶんですな。要するに儲けるブログなんかが嫌われるということで、その例としてアフィリエイトで儲けていたい「2ちゃんねる」のまとめサイトが閉鎖したことを挙げておられる。ふむ。
ま、詳しくは一読していただきたいのですが、こういった事例を挙げて「儲けることが嫌われる」とするのは、ちょっとピントがずれている気がするなぁ。
というか、この記事というより、この「嫌儲」という言葉の本質は「儲ける」ことよりも「道理に合わないこと」を嫌悪しているだけなんではないかなぁ。
この閉鎖したまとめサイトだって「転載不可」というルールを破ったから炎上したわけで、儲けたからではないはず。ま、儲けていたから目立った。儲けていたから余計腹が立ったという面はありますが、儲けることを嫌悪すると、単純につなげるものではないと思う。
個人的にも儲けることを嫌悪する気持ちは毛頭ないです。というか、個人的には、いいサイトとかブログには、じゃんじゃん儲けて欲しいし、そうやって儲けてくれることで、楽しいサイトやブログが増えることには、誰も異存はないはず。
ただ、その儲け方に反感を覚えるケースが散見されるってことですよね。たしかに、いくつかのニュースサイトは広告だらけだし、ブログの中には記事スペースよりもアフィリエイトリンクのほうが多くてうんざりするケースもある。このように今のネット広告の多くが、読者の多くが望んでいないものへいかに誘導するのかって感じになっているから、こういう「嫌儲」という言葉が出るんでしょうが、「儲ける=嫌い」というわけではない。
要はその手法ですよ。その手法が確立していないだけで、ネットの住人が儲けることを嫌っているわけではないと書いておきたいですね。こういった倫理観みたいなものって、ネット上の特殊なものはあまりないと個人的には思っております。はい。
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