2006年05月28日

ウルマンの「青春」を訳してみたり

『ブログ進化論』にてトラックバックの魅力を伝えるために、
『No Blog,No Life!』のsoroさんがお書きになった
「サムエル・ウルマンの詩のように。!(^^)!」
というエントリーについたトラックバックの話を紹介させてもらったんです。

んで、僕も興味が出て、このサムエル・ウルマンの詩を
じっくりと読んでみたんですよ。改めて。

原文はこのあたり
んで、著名な訳詩がこのあたりでしょうか。

うん。いいぃ。とてもいい詩だなぁ。ただ、もうちょっと現代風に
したほうが、もっと多くの人に親しんでもらえるかもなぁと思ったので、
思い切って僕が訳してみました(笑)。

ま、僕は編集者なんで、ウルマン君相手に、
「もうちょっと言い足したほうがわかりやすいよね」とか
「ここは表現を現代風に変えてみよ」ってスタンスでやったんで
けっこう原文と違って自由訳のスタイルですが……。

気が向いた人は、よかったら読んでみてください。


『若さとは』 サムエル・ウルマン  自由訳・岡部敬史

若さとは、人生のある期間を指すのではなく、心の中身のことを指す。

肌の張りとかツヤ、体の柔らかさといった身体的特徴なんて、若さとは関係ない。

大切なのは、意志の強さ、想像力の豊かさ、情熱の絶対量といった心の中にあるもの。

心の中が充実している限り、人というものは、ずっとイキイキとしているのだ。

また、“若い人”とは、描いていた理想を安易にあきらめて楽な方向に流されたりはしない。
多少の困難があろうとも信念を貫き通す力を持っているものだ。

こういった力は、実は、二十歳の人よりも六十歳の人のほうが持っていることが多い。

そう。つまり、人は年を重ねただけでは老いない。理想を失うことで老いるのだ。

月日の流れは単に肌の皺を増やすだけだが、理想を失うことは魂に皺を増やすことになる。

そして心配、恐れ、自己不信――。こういったものが心を老化させ、気力を奪い取ってしまうのだ。

胸に手を当てて感じてごらん。

すべての人の心には、子供のような尽きることのない好奇心と人生を楽しみたいと思う気持ちが満ちているはずなんだ。

ほら、みんなの心には、そういった楽しみをキャッチするアンテナがあるだろ?

そのアンテナで、いろんな人から発信された「美しいもの」や「希望に満ちたもの」「喝采に値するもの」「勇気を与えてくれるもの」、そして「生きる力」といった「温かなメッセージ」を受け取っている限り、みんな若いままでいられる。

ただ、そのアンテナが働かなくなって、心が冷たくなってしまったのなら、たとえ20歳であったとしても、老化は始まってしまう。

でもね、アンテナが「温かなメッセージ」を受け取っている限り、人は“80歳という若さ”で死ぬことだってできるんだよ。

Trackback on "ウルマンの「青春」を訳してみたり"

以下2件のトラックバックはこのページのエントリー"ウルマンの「青春」を訳してみたり"を参照しています。

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» ノルウェイの森

  • 2006年06月01日 19:52
  • from ★★★相馬弁研究所★★★

※上巻(赤い方)の94ページ:主人公が学生時代、「ミドリ」という女性と出会うシーン 【原文】 「ねぇ、あなた嘘つく人じゃないわよね?」 「まあできることなら正... [続きを読む]

» サミュエル・ウルマンの「青春」

  • 2006年06月03日 13:59
  • from どうにも変な音楽家

 『ブログ進化論』(岡部敬史、講談社α新書)の中で soro さんという方のブログが紹介されており、そのブログの中でS・ウルマンの「青春」という詩が思い出され、... [続きを読む]

Comment on "ウルマンの「青春」を訳してみたり"

トラバ、ありがとうございました。(^-^)/
岡部さんの自由訳、とてもいいですねぇ。

その通りですね。
私も、できればずっと、
「若く」生きてゆきたいと思います。

  •   寿
  • 2006年05月28日 23:24

> soro^^ 〜 さま
コメントありがとうございました!
このウルマンの詩ってのは、いい詩というより
すごくまっとうな正しいことを言っているという
感じがしますね。

>寿さん
どもです!
日々、精進の気持ちがあれば
ずっと若くいられそうですよね〜。
お互いがんばりましょうね〜。

  •   岡部敬史
  • 2006年05月29日 22:16

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