2008年05月07日
最近のブクマ
今日から仕事ですねー。GW中は、帰省してた関係で久しぶりに5日ほどノーネットライフでしたー。てなわけで、未読分をずさささーと見て周って、気になった記事をクリッピング代わりにご紹介。
長野の聖火リレー関連を色々見たけど、やっぱりテレビや新聞でわからない部分がありますね。そんななか、こういった参加者の率直な感想は実にリアル。問題をおこさないという方針で警備した現場の警察官も、忸怩たる思いの人はいたろうなぁ。
んで、こちらは動画。
YouTube - 【長野県警】チベット旗を積んでたら、基本的人権を剥奪します
短いながらも、当日の様子が実によくわかりますね。よい動画です。
J-CASTニュース : 読んでもつまらない 「ブログ」はもう終わったのか 井上トシユキさんに聞く(上)
んで、ちょっと話が変わるけど、こちらで論じられているのは、「ブログブームが去って、もう終わったのか?」なんてインタビュー。詳細は読んでもらえればって感じですが、前述のチベット関連記事のように、大メディアで報じられない真相を、動画や文章で気軽に知ることができるようになったのは、ブログを始めとする新しいネットツールのお陰であることは言うまでもない。
というわけで、「ブログは終わったのか?」という問いに対する答えとしては「道具だからみんなの使い方次第。終わりもなにもないよ」というのが、本質的だと思っておりまふ。ま、ブーム的な盛り上がりは確かになくなったけど、別にそんなもの本質的な意味などないからいいんですよ。ね?
※おまけ
YouTube - Smoke on water - Japan version
エンタメ動画としては、これが最高だね! 日本の技とはこうあるべきかと。
2008年04月28日
「73」
もう土曜日からGWモードみたいで、都心もいつもに比べて人がいませんね。
というわけで、どっか行きたいなと思っているところ、何か楽しげな記事を見つけたのでご紹介。
『ギズモード・ジャパン』で紹介されていたこちらの記事が面白そう! 数学と迷路の融合って感じで、こういうの好き。ま、解答を見たところ、「僕には無理」と思えなくもないですが、こういった自ら頑張って楽しむ場所は好きですねー。新宿だし、寄ってみたいと思いまふ。
これに似てるところに、「養老天命反転地」なる心のテーマパークがあります。前から生きたいと思いつつ、まだ行ってないんですが、サイトを見てもらえばわかりますが、なんかちょー面白そうでしょ! 誰か言ったらルポってください。では、よいGWを〜。
2008年04月24日
死刑論争
22日に光市母子殺人事件の犯人に死刑が言い渡されたことについて、実に多くの人がブログで書いておられますね。
死刑を語るのって、個々の中にある価値観によっていろんな主張があるから、興味深い。書いておきたいと思わせるパワーがあるような気がしますね。
んで、最近、「ブログブーム」ってのが、すっかり落ち着いた感はあるけど、こういう感じでいいんだと思う。普段は、自分の友達や趣味のブログを見て、こういった自分が考えたい問題が世間の注目を集めたときに、「ソーシャルブックマーク」や検索を使って、いろんな人の意見を見てまわることができる。
ビジネス的には地味なムーブメントかもしれないけど、一昔前の「社説」やテレビのコメントくらいでしか、一歩踏み込んで考える情報がなかった時代とは大違いだと思う。いいことですね。
んで、そんな光市事件について、いろいろ見たなかで、興味深いと思ったのがこちらのエントリー。
判決後の記者会見で、本村洋さんに朝日新聞の記者が「この判決で死刑に対するハードルが下がった事に対してどう思いますか?」と聞いたことについて「あまりに無神経」とネット上などで騒動になってたんです。
僕も「ハードルが下がる」という言葉は、記者としていかがなものかとは思う。ただ、この質問によって、本村さんが言いたかったことを述べられたというのは歴然たる事実。そう、本村さんが、この事件の後、犯罪被害者のための活動をされていたことを、多くの人が失念してたんですよね。その点において、このブログでは、こう述べておられる。
本村洋さんは、この事件の被告を死刑にするために、精力的に活動してきた。活動家である。そしてたぶん、今回の判決は彼の活動の成果でもあるはずだ。 それを受けての会見において上のような質問をせずして、いったい何を聞こうというのか? たとえば日銀総裁が公定歩合の引き下げを発表して、それが日本経済にどのような影響を与えるのかということを問われなかったとしたらどうか? もし今回のような質問が出なかったとしたら、それこそ本村さんを愚弄している。彼は、ただ受動的な被害者なのではなかった。
そう本村さんは決して「ただ受動的な被害者なのではなかった」んですよね。
ふむ。
こういったネット上での論争を感じ取って、ここまで的確に意見を述べる媒体が過去にあったかと思うと、ないような。というわけで、こういった局面におけるブログの力がいろんな形で発揮できていることに、すごくポジティブなものを感じていたるしております。ま、そういう話でした。
※そういえば、今度の26日土曜日は、長野で聖火リレーがありますね。この局面ほど、You Tubeの力が発揮されることはないような気がしてまふ。世界が見つめるなか、どういった現実がアップされるのか、注目しておきましょう。
2008年04月07日
チベット問題 その2
また、チベット問題ですが、テレビでの沈静化の一方、ネットではいっそういろんな意見が発信されてます。
そんななか、今、ブクマを集めているのが、関西で放送されたことのテレビ番組の動画です。
テレビ番組のYou Tubeアップなので、消えてしまう可能性大なので、できれば早く見てください。んで、この番組では、表題の通り、チベット問題について日本の僧侶が意見を発しておられる。
「一人の宗教者、仏教者としてチベット人の苦しみを黙って見過ごすわけにはいかない」
このように日本の僧侶が意見を述べるというシーンを僕は初めて見た気がします。何にせよ、一度、多くの人が見るべきメッセージな気がしました。
あ、あと、チベット問題を考えるにあたって、こちらの『チベット式』なるブログが便利かと思いますよ。
2008年03月27日
チベット問題
チベット問題について、なんとなくテレビや新聞レベルの報道は、沈静化といったスタンスですが、ブログ界では、とても盛んに意見発信が行なわれています。
ブログができ始めた当初、こういった政治レベルの意見発信が増えるという予測があったわりには、はっきりとした意見表明みたいなものは少なかった。けど、今回のチベット問題を見ていると、初めてそういった意見発信に広く使われるようになったんじゃないか。こう思ってます。そういう意味では、このチベット問題は、ブログシーンと見ても興味深い。
今、このチベット問題についての意見発信で注目されているのが、登山家の野口健さん。「チベット動乱〜北京五輪出場への条件〜 」と題するエントリーで自身の考えを述べておられます。
オリンピック出場の条件として国連などによる国際調査団の受け入れとダライラマとの直接対話を中国に強く要求するべきではないだろうか。オリンピックと政治は別問題とよく言われるが、本当にそうでしょうか。そもそもチョモランマの山頂にまで聖火リレーし、オリンピック開催までに急ピッチでラサを開発し、「中国のチベット」を演出しようとしている中国自身がオリンピックを政治利用しているではないか。「オリンピックと政治は別問題」は所詮は綺麗ごとであり、建前でしょうに、それを鵜呑みにしたらそれこそ中国の思うつぼでしかない
チョモランマは私にとっての聖地でもあります。中国にとってタブー中のタブーであるチベット問題について発言を繰り返せば二度とチベットに入れなくなるかもしれない。すでにその手の忠告がないはずもない。ひょっとすると、もう二度とチョモランマに帰れないかもしれない。私の故郷が一つ奪われてしまうかもしれない。極めてデリケートなテーマだけに正直、発言に躊躇もしたが、しかし、現場を知っている人間は逃げられない。そして語らないことは加担する事と同じだ。確かに一登山家に出来る事は限られている。しかし、私にも何かが出来るはず。そうせめて声を上げ続けていきたい。
文末だけ紹介しますが、全文通して読んで欲しいと思う。登山家としてたびたびチベットを訪れた野口さんの真剣な考えがよく出ています。
あと、金子達仁さんも、今日、ブログじゃないけどコラムで「わたしは、北京五輪をボイコットする」と宣言されておられる。
かの地を訪れた人の発信というのは、不思議なくらい少ないですが、これから出てくるのかな。注目したい。
あ、そうだ、この「ダライ・ラマ法王日本代表部事務所からのアピール/日本の皆さまへ 」というネットに掲載されたアピール文。多くの人が見ることで何かが変わるかもしれないね。
2008年03月20日
日本の「食」は安すぎる
- okataco
- 23:15
- コメント (2)
- トラックバック (2)
- カテゴリー:[お知らせ]
最近すっかり「ブログ本」という言葉を聞かなくなりましたよねぇ。
ほんの2年前くらいまでは、ブログ本と銘打つものがたくさんありました。もちろんいい作品もあったけど、なんか単純にブログをコピー&ペーストしているだけのものも多く、「もっと頑張って本作ったほうがいいんでない?」と、ま、編集者である僕は思っておったんです。
その頃から、ブログ本とは「ブログというツールで才能と出会って、編集者がその才能と汗かきながら作る本であるべし」なんて思ってたんです。ブログの記事は、エッセンスのひとつであって、そこから何かを導きだして本を作るべきだと。
うん。そう思って動き出した本がようやく形になって昨日から発売になりました。
著者は、『やまけんの出張食い倒れ日記』というブログを書いている農産物流通コンサルタントの山本謙治さん。彼の「安すぎる食が諸問題の根源のひとつ」といった主張を柱にした食問題に対する提言書であります。
けっこう良書だと思ってます。消費者のあり方とか、真摯にものづくりする人たちの姿勢とか、平易な文章でいいメッセージを発しておられます。
「あとがき」にやまけんさんが書いたこんな文章が好きです。
食の業界にいると、素晴らしいものを作り出している人ほど、声高に叫ぶことをしない。ひそやかに謙虚に囁く人こそ、本物であることが多い。そういった方々にこれから一層光があたることを、心から祈っている。
これって何でもそうかもなー。特に今の社会って。ブログもそうかもね。
というわけで、けっこう自信作というか、一人でも多くの人に手にとっていただきたい本になりました。
ぜひ、何かの機会に目を通してもらえたら嬉しいです。そして、これからの「食」について考えてもらえたらこれまた嬉しいです。そんな感じでした。